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[530]牧草種子チモシーの発芽について

ペットショップ売られているチモシーの刈取り牧草。
ウサギやモルモットなどの小動物のエサとして人気です。

2023年はウサギ年

でも、近年の円安、輸入事情もあってかなり高騰気味。

チモシーは種子でも販売されており、日本国内でも比較的簡単に栽培できます。
そのせいか、牧草種子チモシーがこのところ人気高騰です。

自身の目で管理栽培された安全な牧草を手に入れられることも人気の秘密でしょうか。

今回は人気牧草チモシーの発芽について述べたいと思います。

チモシーは特に発芽が難しい牧草ではありませんが、発芽生育には以下の点がポイントとなります。

  1. 発芽温度は(3-30℃)と範囲は広いが適温は26℃
  2. 粒が小さいので、深播きは好ましくない(酸素不足になる)
  3. しかし、覆土鎮圧は必要
  4. 発芽には水、酸素、温度が必要(三要素)
  5. 通常は9-10月播きが多い
  6. 夏の暑さに弱いので、北海道東北などの寒冷地に向く
  7. 採取時によく乾燥されている種子を使う(水分が多い種子は発芽率が低下する)
  8. 信頼のおける種子販売店で購入する

チモシーはイネ科の植物ですので、発芽には多少の光線が必要です。
また種が小さいので、過剰な覆土は発芽率が低下します。

また密生して播くと、種子間の競合が起こり、これまた発芽率、発芽後の生育に影響します。

チモシーは寒冷型牧草なので、夏の暑さには弱いです。
多年草ですが関東以西の温暖地では、秋播きをし、春先の刈り取りを励行し、また秋にタネをまくといった一年草扱いと割り切ったほうがよいでしょう。

秋まきの場合の注意ですが、寒冷地型牧草とはいえ、発芽後すぐに霜や雪にあたっては枯れてしまいます。
初霜までに10cm程度に成長していることが理想です。

チモシーなどの寒冷地型牧草の播種時期の原則は、初霜の30〜40日前までに播種を済ませます。
晩秋の天気予報で30℃を超える日がなくなったら播種準備です。

例として標高800mの中標高地帯の場合、初霜10月末から試算すると9月中旬〜末までに播種となります。

なお、ウサギの場合、1番草よりも2番草のほうが柔らかくて喰いが良いとのこと。

是非、自家牧草、試してみてください。

【チモシーのデータ】

名称:チモシー
英名:Timothy
用途:牧草
種類:イネ科
属:オオアワガエリ
形態:多年草
草丈:50-100cm
発芽率:80%~
生産国:アメリカ、カナダなど
薬剤処理:通常は無処理

【ご参考:年数によるチモシーの発芽率の経過】

採取から
1年目:95%
2年目:90%
3年目:90%
4年目:88%
5年目:86%
6年目:79%
7年目:66%
8年目:36%
9年目:5%
10年目:1%
11年目:0%

※販売時の証票記載は有効期限1年ですが、それを過ぎても全く発芽しないわけではありません。
※種まき後にタネが残ってしまっても、捨てずに次作に有効利用してください。

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