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[621]畑に炭素が必要なわけ

粒状腐植酸

肥料成分といえば、窒素 N-リン酸 P-カリウム K
NPKは肥料の三大要素
これはとても大事です。

でもそれ以上に大事なのが、炭素です。

炭素=元素記号=C

植物の体は炭素でできています。
#だから植物は=燃える

葉面から大気中の二酸化炭素を取り込み、その炭素で体を構成します。
空気中の炭素だけではなく、根を張って土壌中の炭素も吸収します。
炭素を取り込んでグングン大きくなります。

土壌中の炭素は、主に有機物。
枯れ枝や落ち葉、動物の死骸などが微生物によって分解され炭素になり、それを植物が吸収して成長します。

炭素は植物の成果(果実、葉、根、茎)を構成しますが、それはほどなく収穫されてしまいます。
この収穫という行為で畑から炭素を奪い取ることになり、畑にはどんどん炭素が減っていきます。

そこで、補充が必要になります。

ちからたい肥(牛糞たい肥)

昔から一番よく使われるのが「たい肥」
牧場から出た牛糞をもみ殻やおがくずなどを混ぜて発酵させたものをたい肥=有機物(炭素)として畑に投入します。

使う量は大体10a(1000平方m=約300坪)に対して1-2トンほど。
これは結構大変な作業です。
#1トン=1000kg=軽トラック3杯分

粒状ー腐植酸

そこで最近よく使われるのが腐食酸です。

腐食酸は原料は亜炭(石炭になる前の炭)、つまり炭素です。

使う量は10a(1000平方m=約300坪)に対して作物にもよりますが大体100kg~200kg程度。
たい肥より断然少なくて済みますので、労力もかかかりません。

#たい肥の代わりに→腐食酸を使うのがトレンドです。

腐食酸は収穫後、毎回投入する必要がありますが、収量の確保には欠かせない重要な作業となります。

腐植酸で収量増大!!→実感してみてください!

《ポイント》

・植物の構成材料として炭素が必要
・収穫の都度、炭素は畑から奪われる
・少ない量で畑に炭素が補給できる腐食酸が便利

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