ニーム核オイルの使用方法

ニーム核オイルは油ですので20℃以下では固まる性質があります。井戸水等、冬場の水道水では白く固まりますので、汲み置きした水をお使いください。
数リットルの水に使用する分量のニーム核オイルと展着剤を入れて良くかき混ぜて使用します。 乳化剤が入っていないものは必ず展着剤を使用してください。ニーム核オイルは油ですので水とはそのままでは混ざりません。

すでに害虫が蔓延しているような場合は、農薬等で一度退治してからニーム核オイルを定期的にお使いください。

散布する場合の希釈倍率は500~3,000倍が適当ですが、倍率に関しては状況に応じて調整してください。新芽への散布は出来るだけ倍率を上げたほうが無難です。

ニーム核オイルは、一週間に一度程度を定期的な散布が効果的です。効果が現れてきたら徐々に倍率を薄くして、散布間隔を開けるとよいでしょう。

冬季でも使用可能ですが、低温期はニーム核オイル自体が固まった状態になることがあります。この場合は暖かい所に置いて少し融かしてから使用します。

低温期の散布に際して動力噴霧器のパイプが詰まることがあります。この原因は水が冷たいためですので、暖めると詰まりは解消しますが、十分注意して使用するようにしてください。

ニームガード(ニーム核油)は乳化剤が入っていますので、低温下でも固まりにくくなっています。また水と混ざりやすくなっていますので、展着剤は不要です。 (展着剤を使えば更に効果があります)

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