シャコバサボテン

シャコバサボテン

草花の栽培に大事なことは、やはり花をたくさん、そして長期間にわたって咲かせることではないでしょうか?

このときに気を付けるのがやはり肥料です。肥料の成分にはチッソ・リン酸・カリがありますが、花に効くのがリン酸です。チッソが多すぎると葉ばかりが茂り、一向に花を咲かせようとしません。しかしリン酸だけでも株が充実しませんので、バランスの良い肥料を与えつつ、リン酸質を増強するのがベストです。

リン酸質を増強するにはバットグアノが最適です。草花の元肥としてバットグアノを花壇1m2あたり200gを毎年与えます。春と秋に植え替えをする場合は、春に100g、秋に100gと分けて使用します。プランターの場合は元肥として30g、6寸鉢で15gが目安です。

但し、リン酸だけでは植物は育ちませんので、通常の肥料としてチッソ・リン酸・カリ(N・P・K)がバランスよく含まれている肥料を使い、開花用として補う形でバットグアノを使用します。

追肥としても同様に考え、バットグアノだけでは足りません。この場合もチッソ・リン酸・カリ(N・P・K)がバランスよく含まれている肥料を追肥として使い、補う意味でバットグアノを使用します。

バットグアノを元肥・追肥として用いる場合には、通常の肥料(チッソ・リン酸・カリを適度に含んでいる物)を3、バットグアノを1の重量比で混合したものを使用するといいでしょう。通常の肥料を300gとすればそれにバットグアノを100g追加して使用します。

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