[638]黒曜石パーライトを暗渠排水に使う
「水はけの悪いところに黒曜石パーライトをまいて改善しようと思いますが、どの粒度がいいでしょうか?」
というご質問がありました。
まず、水はけの悪いところに黒曜石パーライトをまいても水はけはよくはなりません。
水たまりにパーライトをまいても浮くだけで水は引かない道理です。
水はけをよくするには、暗渠(あんきょ)排水層を作ることです。
暗渠排水とは?
農地や校庭などの水はけを良くするため、穴の空いた管や砂利を地中に埋めて余分な水分を逃がす仕組み。
暗渠排水には排水性に優れる黒曜石パーライトが効果があります。
#保水性がある真珠岩パーライトは使いません。
暗渠は表面に水たまりをなくすための逃げ道ですので、なるべく「広く」「深く」が望ましいですが、手作業での工事はなかなか大変です。
深さ50cmほど、幅30cmの溝を水勾配(10mで1〜2cm以上)を意識して掘り、底に透水シートを敷いた上に黒曜石パーライトを敷き、埋め戻します。
暗渠排水に向く粒度は「特M-1」です。
荒い粒と細かい粒が混在しており、転圧することで黒曜石パーライト同士の[噛合い接合]が起こり、暗渠地盤が安定します。
暗渠製作はちょっと大掛かりな工事になりますが、大幅な水はけ改善となりますので、試す価値はある価値はあると思います。
《ポイント》
・水はけ改善には暗渠を設置する
・暗渠排水に適するのは黒曜石パーライト
・工事はちょっと大変
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