[132]暑い夏は土作りに最適

暑い夏がやってきました。
炎天下での園芸作業はなかなかしんどいのでさぼりがちになりますねぇ。

でも、プロの農家さんは、もう秋冬野菜に向けて活動し始めています。

この暑い時期に行なうのが土作り。
気温が高いと微生物も良く働き、有機物の分解も進み良い土ができるのです。

用意するもの。
・畑
・たい肥(1㎡あたり20-40L)
・BG土づくり元(有機石灰、1㎡あたり200-500g)
・トーマスくん(1㎡あたり10ML)
・農業用ビニール(適宜)

まず、畑やハウスで前作の残渣を分解するために、たい肥を施し耕起します。

残渣とは、前に作った作物の、根や地下茎など収穫の残り物です。
これを分解するのに、暑い夏は好適です。

分解を早めるために使うのがアルカリ。つまり石灰です。
前作に病気が出たりした場合は、強力な生石灰や消石灰を使いますが、そうではない場合はこれらの石灰は使わないほうが無難です。

お勧めなのは、いわゆる有機石灰がお勧めです。卵の殻や牡蠣殻、ホタテ石灰が土壌が固くならず、微生物にもよい環境を作るのでお勧めの資材です。

たい肥と石灰を撒いたらよく耕します。

最後にトーマスくんを1平方メートル当たり10mlを希釈してくまなく散布し、その後水をまいて水分調整(60%)、ビニールをかけ養生します。

※水分調整60%=土を握って水滴がたれない程度

このままじっと2週間待ちます。

2週間たったらビニールと取り除いてください。残渣は完全に分解され、土壌は団粒構造になっています。

ぜひこの暑い時期、お試しください。

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