[141]読者Q&A『医王元素はどの粒度がおススメですか?』

天然ミネラル資材・医王元素

天然ミネラル資材・医王元素

◆読者からの質問

ミネラル農法で野菜を作るため、医王元素を使おうと思っています。
粒の大きさがいろいろあるようですが家庭菜園にはどれを使ったらよいでしょうか?

◆たまごやの回答

『医王元素はどの粒度がおススメですか?』

このたびはお問合せをありがとうございます。

お尋ねの件ですが、確かに資材には同じものであっても粒度が違っていてどれを使えばいいのか迷うときがあります。
その場合、基本的な考えとして、

大きいもの…緩効性:長くゆっくり効く
小さいもの…即効性:すぐに効くが持続性がない

と考えるといいと思います。
理由は次のとおりです。

粒が大きい…1Lあたりの総表面積が小さい…溶出に時間がかかる…緩効性
粒が小さい…1Lあたりの総表面積が大きい…すぐに溶出する…即効性

これを元に、たとえば鉢植えで毎年植え替えをするようなものには粒の小さいものが適しています。

逆に、花壇や畑など、長い期間にわたって効果がほしい場合は粒の大きいものが有効です。

ただし、花壇や畑であっても、その作物に集中的に効かせたいときには粒の細かいものが有効です。

また、種まきや育苗用も同じで、これらは短期に効かせる必要があるので、粒の細かいものが良いです。

医王元素で言えば、2-5mmのものは畑の元肥として考え、毎年少しずつ継ぎ足すように入れるのがいいでしょう。

粉体0-2mmのものは比較的大き目の鉢植えに適します。1年くらいの間で即効性と持続性を兼ね備えています。

育苗用粉末は、その名のとおり、もともとは水稲の育苗用の資材です。田植え前の苗を作るときに使う資材ですが、もちろんその他の植物の育苗にも使えます。

200メッシュ微粉末は、そのまま散布しても効くくらい即効性があるほか、ぼかし肥料のミネラル分として活用するのに人気の資材です。

粒度の違いは以上のように用途によって異なるのですが、あまり厳密に考えなくても大丈夫です。医王元素は優れたミネラル資材ですのでぜひご活用ください。

また粒の大きさの効果はどの資材でも大体同じなので、今後他の資材(ゼオライトなど)を使う場合でも参考になるかと思います。

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■医王元素(ご参考)

・医王元素は石川県は加賀の薬石・医王石を使用した天然ミネラル資材です。
・原料の医王石がは医王山(いおうぜん)より採掘されます。
・医王山は海底火山が隆起してできた山なので、その岩石は陸・海・マグマそれぞれのミネラルを総合的に含有した奇石で必須微量要素を多量に含んでおり、それが薬石といわれる所以となっています。
・医王元素は多孔質鉱石のため表面積は1グラム当たり250㎡もあり、強い吸着性、保水性があります。
・ミネラルがバランスよく配合されているため、土壌に施用すると微生物相を豊かにし、環境改善に効果があります。
・医王元素に含まれる天然ミネラル分は可溶性(水溶性)であるため、効果が早く現れます。
・天然ミネラルには、ケイ酸をはじめとする植物の育成に欠かせない微量要素を多数含有しております。
・天然ミネラルを植物に適量与えることにより、生育促進、病害抵抗力向上に大変効果的です。
・医王元素は一種類の岩石ではなく、海緑石、真珠岩、赤稗色御影石の三種混合です。岩石を粉砕し、粉末にしたもので、化学処理を行っていないため有機JAS資材に適合します。

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