[616]菌根菌を働かせるマイコエナジー

以前、アーバスキュラー菌根菌の話をしました。

[353]ひまわりはアーバスキュラー菌根宿主
https://www.tama5ya.co.jp/agribiz/clmn/2019/06/353.html

ヒマワリ

ヒマワリはアーバスキュラー菌根菌の宿主なので、栽培するとその土壌にアーバスキュラー菌根菌密度が増え、リン酸の吸収を高める効果が見込めます。だから休耕期にはヒマワリを植えましょう、というような話。

菌根菌は根に共生しているキノコのような菌。
菌根菌は近くのリン酸を集めて宿主の植物に提供し、その代わりに代謝物をいただくという植物と共生関係にあります。

菌根菌は多かれ少なかれどの植物にもいるのですが、これを活性化する資材が現れました。

マイコエナジー

マイコエナジー

それがマイコエナジーです。
https://www.tama5ya.jp/product/2418

マイコエナジーは会員様のみ【閲覧・購入】可能です。
※会員登録はこちらからお願いします
https://www.tama5ya.jp/register

マイコエナジーは植物由来の新規有効成分で菌根菌を活性化する画期的な「バイオスティミュラント」資材。
#信頼のハイポネックス社の開発
#鳥取大学と共同開発の特許品(鳥取大学特許第7569597号)

マイコエナジーの施用で菌根菌の菌糸を作物の根に到達しやすくすることで菌根菌を活性化し、作物への共生率を向上させます。

菌根菌の共生率が向上し土壌中の広い範囲から栄養(主にリン酸)と水分を吸収することができるようになり、結果的に作物の増収や環境ストレス軽減効果が期待できるってわけです。

リン酸成分というのは、栽培期間を通じて平均的に効かせることが必要ですが、リン酸肥料は水溶性のものが多く、持続性に欠けます。

そんな時に菌根菌を継続して活性化することができれば、持続してリン酸の補給が可能になります。
固定化されている土壌のリン酸分を共生菌の働きで無駄なく消費できます。

また、定植後間もない時は、作物が菌根菌との共生ができていないことが多いですが、そんな時にも共生を後押しする効果を発揮します。

マイコエナジー

生育期全般にわたって、効果を発揮する菌根菌活性剤を使えば増収間違いなし!!

なお、マイコエナジーには「菌根菌」自体は含まれておりません。
既存の土中にいる菌根菌を活性する資材です。

もちろん、菌根菌資材との同時施用も効果ありますので、ご検討いただければと思います。

《ポイント》

マイコエナジーは…
・既存の菌根菌を活性化して増収を目指す
・共生菌の働きで土壌のリン酸を無駄なく消費
・生育初期や栽培期間中持続的に施用することを推奨

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