[195]農薬を使わない病虫害対策「キュウリのうどん粉病対策」

『キュウリのうどん粉病対策』

家庭菜園でやってみたい野菜のナンバーワンはトマト。
その次にくるのが、ナスあるいはキュウリではないでしょうか?

しかし、そのキュウリですが、必ずと言っていいほど「うどん粉病」にやられます。
下葉から粉を吹いたように白くなり、やがて枯れ上がります。
辛うじて枯れなくとも減収は免れません。

ということで、今日はその「うどん粉病」対策です。

きゅうり

きゅうり

うどん粉病の発生は…

・気温20℃度前後のやや乾燥した時。
・日当たりが悪いと発生しやすい。
・昼夜の温度差があると発生しやすい。
・窒素過多やカリ欠乏が助長する。
・連作をすると毎年ひどくなる。

対策としては…これらを一つ一つ潰していきます。

・窒素肥料分を控え徒長気味の状態を回避する。
・しっかり根を張らせ健全株をつくる。
・キトサン溶液で耐病性を増強する。(葉面散布)
・重曹や木酢液、食酢の殺菌作用を利用する。(葉面散布)
・強アルカリけい酸カリ資材のニュークリスタルシリカを使ってみる。

重曹、食酢は特定防除資材にも指定されているように、安全でありながら効果があるお勧めの資材です。

また、ニュークリスタルシリカは強アルカリで殺菌作用があるとともに、植物を硬く締めるケイ酸の効果がありお勧めです。

これらの資材をぜひお試しいただき、美味しいキュウリを作ってください。

【関連資材】

トーマスくん…株立ち根張り増強・病害抵抗性増強
キトサン溶液20L…病害防除・品質向上に
高酸度醸造酢(酸度15%)…10~50倍の濃い目の希釈で殺菌
トウガラシ木酢液…木酢とトウガラシの相乗効果
ニュークリスタルシリカ…ケイ酸と加里で引き締め効果

その他、病害対策資材はこちら!

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