[445]三州生姜(サンシュウショウガ)を植えてみよう

タネ生姜の出回る季節となりました。
ショウガは夏はすがすがしい薬味、冬は体を温める効果があり一年中使える人気の食材です。
そんなショウガを育ててみましょう、という魂胆です。

ショウガの栽培は難しくありません。
プランターでもできますので、ベランダガーデンにも最適です。
多少日当りが悪くても大丈夫なので、畑の片隅でもOK。

今日取り上げるのは三州生姜(さんしゅうショウガ)。
三州ショウガは爽やかな香りと清涼感のある辛味が楽しめるショウガです。
肉質が黄色なので「黄生姜」とも呼ばれます。
辛みが強くないので生食に向きます。

葉生姜

初夏にスーパーの売場に葉付で並んでいるアレです。
三州ショウガは主に葉ショウガや漬物として利用されています。

生食用は早採りしたものですが、しっかり栽培期間をとると塊茎の肥大はかなり良いです。
高品質の中型ショウガで多収性がある強健種です。

植え時と種球の選び方

生姜は寒さに弱いので、遅霜の心配がなくなった5月頃が植えどきです。
タネ球は園芸店で手に入れますが、袋に入っているので、腐っているものが混ざっていないかどうかよく見て買いましょう。
ぶよぶよしていたらNGです。
手に入れたタネ球は、大きいものは40~50gに手で切り分け、2~3日乾燥させてから植えます。

栽培方法

植える場所は、畝幅約70cm、株間約20cm、深さ5~10cmに、芽を斜め上にして植え付けます。
芽のある方向に伸びてきますので、プランターや鉢植えにするときは、真ん中ではなく芽の伸びる方向を空けて植えます。
以下、万能トーマスと使った失敗のない植え付け方法です。

【プランター植え】

・深めのプランターに培養土を入れ、万能トーマスを1-2割ほど混ぜ、よく撹拌します。
・元肥えとしてフィッシュサプリを100gほど入れておきます。
・1塊ずつ15~20cm間隔で植え付けます。
・土の水はけが悪いときはパーライトを混ぜてください。
・種ショウガの上部が見えないように土を被せ植え付けます。
・後で土寄せするのでウォータースペースは十分に取ります。
・夏場の乾燥に弱いので敷きわらを敷くといいです。

【畑の場合】栽培面積3.3㎡(約1坪)あたり

・植え付け予定地1坪当たり万能トーマス1袋(5kg)を全面に撒く
・米ぬかを1kg、バットグアノを1kg、フィッシュサプリを1kgほど全面に撒きよく耕します。
・整地し1塊ずつ15~20cm間隔で植え付けます。
・種ショウガの上部が見えないように土を被せ植え付けます。
・夏場の乾燥に弱いので敷きわらを敷くといいです。

植え付け後

・新芽が伸びてきたころ、追肥&土寄せをします、
・1ヵ月ごとに10cmの厚さの土を更に寄せます。(畑植えの場合)
・土寄せのたびに追肥をします。
プランターの場合:有機肥料(フィッシュサプリ)を50gほど
畑の場合:有機肥料(フィッシュサプリ)を1平方mあたり200gほど

収穫

・葉ショウガとしては、6月-7月頃適宜収穫
・根ショウガとしては、茎葉が黄変する9~11月に収穫。

薬味、浅漬け、味噌漬け、魚や肉の臭み消し、めん類や豆腐の薬味にお使いください!

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