[603]水稲栽培に欠かせない新世代のケイ酸資材

コメの高騰、品不足で世間が騒がしいです。
農水省・備蓄米・JA…そんな騒動とは関係なく、この季節の風景は田植え。

米づくり=稲作に使う肥料といえば「ケイカル」が定番です。
ケイカルとはケイ酸カルシウム(ケイ酸苦土石灰)の略ですが、相当古い歴史を持つ肥料です。

ケイ酸苦土石灰

ケイカル肥料は製鉄会社から産出される産業廃棄物「鉱さい(鉱滓・スラグ)」を流用したものです。
本来廃棄されるものですが、含まれる成分に

・ケイ酸
・カルシウム
・マグネシウム
・マンガン
・鉄
・リン酸
・ほう素

などが含まれていることがわかり、捨ててしまうにはもったいない、ということで肥料として流通するようになったわけです。

ケイカルは水稲には欠かせない肥料となっていますが、その理由は「穂の倒伏防止」です。

稲作

日本の気候はちょうど穂が出て収穫間際になると台風が来て、たわわに実った稲が倒れてしまうという被害が日常茶飯事。

倒れると収穫がしにくくなるため、ケイカルを使うというのが定番でした。

ですが、今はもっと良い肥料があります。

米づくりの極(きわみ)-水稲専用-高純度ケイ酸【2kg】収量アップ

米づくりの極(きわみ)

米づくりの極はケイカルに代わる新世代の水稲専用商品です。
含まれるケイ酸の効果は…
・葉が直立し、光合成促進につながります。
・根からの吸い上げがよくなります。
・葉からの水分蒸散が高まり、高温障害を軽減します。
・葉や茎の細胞を強化し維菅束が太くなることで、倒伏しにくくなります。
・豊富なケイ酸成分により、細胞を固くして病害虫の被害を軽減します。
・チッソの過剰吸収を抑えるため害虫が稲に誘因されるのを抑制します。
そしてなによりおいしいお米の収量が増えることです。

使用量もわずか2kgで10a対応する驚きの資材です。
今年の米づくりはこれで決まりですね。

《ポイント》

・米づくりの極は新世代のケイ酸肥料。
・がっちりとした生育で稲の倒伏を防ぎ収量増大。
・使用量わずか2kgで10a対応。

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