[624]カリウムとマグネシウムの拮抗作用
~カリウムとマグネシウムの拮抗作用~
◆読者からのご質問
多肉植物を栽培しています。
亜リン酸メルシーミニと硝酸マグネシウム15を混ぜる事は可能でしょうか?
◆たまごやの回答
亜リン酸メルシーミニと硝酸マグネシウム15。
多肉植物栽培において、なかなか良い肥料の選択と思います。
ですが、結論から申し上げれば、混ぜないで別々に使ったほうが良いといえます。
亜リン酸メルシーミニ(P57-K38)→カリウムを38%含む
硝酸マグネシウム15→マグネシウムを15%含む
亜リン酸メルシーミニは亜リン酸とカリウムの肥料です。
一方で硝酸マグネシウム15はマグネシウム(苦土)肥料です。
これらを同時に施用すると、マグネシウムの効きがイマイチとなります。
というのもマグネシウムとカリウムは同じ陽イオン性質なので、拮抗作用というのがあるんですね。
拮抗作用とは競合して、お互いに吸収を妨げることをいいます。
その拮抗作用の度合いですが、マグネシウムとカリウムではカリウムのほうが吸収が強いので、マグネシウムがうまく吸収されないことになります。
ではどうしたらよいか?
先に、マグネシウム肥料を与えましょう。
その後、1週間くらい空けてカリウム肥料を与えます。
順番1.マグネシウム肥料を与える
順番2.カリウム肥料を与える
この順番は守ってください。
別々に与えるからと言って先にカリウムを与えると、カリウムの拮抗作用は長続きするので、あとから与えたマグネシウムの吸収が思わしくなくなります。
《ポイント》
・カリウムとマグネシウムは拮抗作用があるので混ぜないで使う
・先にマグネシウム肥料を与える
・その後カリウム肥料を与える
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