[438]配送のハナシ~「個人宛発送不可」とはどういうこと?

お客様より「商品を購入しようとしたら”個人宛発送不可”となっていました。
個人は購入できないことを意味しているのでしょうか?」とお問い合わせをいただきました。

個人の方は、えっ?と思ってしまいますよね。

今日はこの辺りをご説明します。

たまごや商店では、どなた様でも購入できますが、商品によってはタイトルがこうなっていることがあります。

例:純正・魚粉【20kg】動物性チッソ補給・甘味を作るアミノ酸肥料【個人名あて発送不可】
https://www.tama5ya.jp/product/684

これは、よく読むとわかるのですが「個人様が購入できないという意味ではなく、個人名の宛名では配送できない」という意味です。

つまり個人でも購入はできるが、個人名あてでは発送できない。

ますますわかんねぇ?
どういうこと?

当店では商品によっては取引先から直送してもらうことがあります。

この場合取引先の事情で運送会社が決まっており、その配送が路線便の場合は、法人間のみ配送可能ということがあるからです。

なぜこうなるのかというと、法人の場合は、平日9-17時ならば、だいたい人がいるので、スムースに配達ができます。

ところが個人宛の場合は留守が多い、周辺道路が狭い、日祭日や夜間の配達希望が多いなどいろいろ制約があります

そのため、個人宛と法人宛では運賃が異なってきているのです。

例:西濃運輸で20kgの肥料を配送(2021年現在)

愛知発⇒東京八王子(個人宛)=2000円
愛知発⇒東京八王子(法人宛)=800円

この差ってどうよ?
これをそのままお客様に提示したら、まず間違いなくキャンセルを食らいます。
なのでやむなく法人様宛限定となってしまうのです。
これが昨今の厳しい運送事情です。

では、個人での購入で個人宛になってしまう場合は買えないのか?

というと、原則はそうなのですが、裏技があります。

個人様購入の場合でも、お届け先に屋号を付けて

●●農園」「〇●ファーム」「××ガーデン」等

となれば、配送可能となります。

個人宅でもやむを得ず「農園」を付けて「高橋農園様」として発送することもあります。※高橋様の場合

あるいは、いったん当社に引いて、当社からヤマト便で発送する方法もあります。
※積み替えのため追加料金がかかりますが、離島への配送もOK。

いずれも運送会社の都合ですので、商品と数量をご提示いただければ、個人宛が可能かどうか作戦を練りますので、お知らせいただければと思います。

ご購入の際にアンケートで屋号をお尋ねする項目がありますので、そちらにもご記入ください。

なお、【個人名あて発送不可】はすべての商品ではなく、特定の商品になります。
※商品タイトルに【個人名あて発送不可】となっているもの。

 

 

Follow me!

(Visited 1,340 times, 2 visits today)