[383]微量要素資材は何がよいか?

肥料成分は「大量要素」「中量要素」「微量要素」と分けることができます。

大量要素は「たくさん必要とする要素」の意味で、チッソ、リン酸、カリが該当します。
肥料登録がされている肥料は、この成分の表記がされています。

中量要素は、カルシウム、マグネシウム(苦土)が該当します。
※マグネシウムは微量要素に分類されることが多いですが、微量というには多く要求される要素です。

微量要素には鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、銅、塩素等をいいます。
必要量はごく微量ですが、不足すると生長に不具合が出ます。

で、この中でたくさんは要らないけれど少しは絶対に必要なのが微量要素。
微量要素は成分が多岐にわたるので、どう集め、どう与えたらよいか?に悩むところです。

また、生長が不順だけど「何が足りないのかわからない?」という悩みもあります。

そんなときにお勧めしたいのが、カルシウム海藻エキスです。

カルシウム海藻エキス

カルシウム海藻エキスには、海の成分が凝縮されており、必要な微量要素がほとんど含まれています。しかもカルシウムを増強。
つまり、オールインワン!
なので、このカルシウム海藻エキスを使えば「ほぼ解決」というわけです。

われわれ人間も、植物ももともとは海から生まれてきています。
海の成分が必要になるのは自然の理です。

チッソ・リン酸・カリの大量要素は与えているのに生育が芳しくない場合は、微量要素不足を疑います。そしてそんなときは「カルシウム海藻エキス」です。

ご参考:
海藻エキスに含まれる微量要素

・銅、ナトリウム、ヨウ素、マグネシウム、鉄、ホウ素、カルシウム、マンガン、バナジウム、亜鉛、硫黄、ニッケル等

カルシウム海藻エキス【1L容器】
カルシウム海藻エキス【20kg】キュービ容器入り

なお、カルシウム海藻エキスは有機物ですので、植物工場など無機物で補給したい場合は、OATハウス5号、をお勧めします。

OATハウス5号 養液栽培用(6-0-9)微量要素入り肥料【1kg】

Follow me!

(Visited 174 times, 1 visits today)