[488]ブルーベリー栽培に使いたい資材

ブルーベリーはツツジ科の植物。
サツキをはじめツツジ科の植物は酸性土壌を好みます。
例にもれずブルーベリーも酸性土壌を好む植物ですので、土壌管理は特に酸度に気を付けましょう。

ブルーベリー

まず使用する土。
基本的に酸度無調整ピートモスを使いましょう。

ピートモスは古代より水草が堆積してできた土で、泥炭ともいいます。
生成過程で酸性が保たれていますので、ブルーベリーには最適の用土です。
※カナダのピートモス採取地にはブルーベリーが自生しているくらい適した用土です。

おススメは粗さが魅力のピートモスです。

酸度無調整ピートモス

欧州産無調整ピートモス(粒度:5-20mm・300L)

鉢植えの場合は、このピートモスに鹿沼土などを混ぜて使います。

硬質鹿沼土小粒

※鹿沼土も酸性土壌

地植えの場合は、植穴として掘ったところを鉢とみなして、ここにピートモス+鹿沼土を入れて植えこみます。
※掘った元の土は戻しません

ピートモスは根が浅いので、支柱と乾燥を防ぐマルチングは必須です。必ず行ってください。

次に肥料ですが、有機質のものがよろしいです。
なぜかというと、有機質の肥料は分解して吸収されると残渣の影響で酸性に傾くからです。
※畑にアルカリの石灰を撒いて中和するのはこのためです。

おススメはブルーベリー専用の肥料。

鉄・苦土入りブルーベリーの肥料(有機ペレット6-5-5)【20kg】

この肥料は若干お高めですが、ブルーベリーの生育に適した肥料設計となっております。特に鉄と苦土(マグネシウム)は必須です。

で、先程石灰のハナシが登場しましたが、石灰(カルシウム)はアルカリなので、ブルベリーには使えません。

でもブルーベリーにもカルシウムは補給したい。

そこで登場するのはダーウィン5000です。

ダーウィン5000

中身は硫酸カルシウム。
硫酸カルシウムはカルシウムを補給しつつ、土壌を酸性に保つことのできる資材です。

ダーウィン5000【pH4.5、ブルーベリー馬鈴薯に最適】【20kg】硫酸カルシウム肥料-石膏肥料

ポイント

・用土は無調整ピートモス+鹿沼土を使う
・肥料は有機質のものを使う
・カルシウム補給、酸度調整には石膏肥料を使う

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